生命力あふれる卵油で心から笑顔に!
ーちえの輪卵油誕生物語ー
■大奥でも使われていた? 卵油の歴史は400年以上!
卵の黄身を真っ黒になるまで炒り続けると、ほんの少しだけエキスが採れます。これが卵油(らんゆ)です。
その歴史は400年以上。「本草綱目」(1596年頃刊行された中国や日本の伝統的な薬物学、和漢薬を記した中国の書物)にも、卵油の利用法が書いてあります。大奥でも秘伝の「卵の精」として使われていたとか。
大正14年に発刊された大ベストセラー「家庭における実際的看護の秘訣(通称赤本)」に載ったことで、広く知られるようになりました。しかし、西洋薬が一般的になりはじめると、そんなものは「迷信」だと言われた時代もありました。
その後に、鍼灸などの東洋医学の効用が科学的に証明されて注目を集めるようになると、他の民間療法と一緒に、長い歴史があってたくさんの体験談や実例がある卵油の力に、再び注目が集まり始めたのです。
■最初は半信半疑だった卵油との出会いで救われた
子供の頃から身体が弱く、医者からも長生きできないと言われていた柴山弘文(自然の恵み工房代表)。医者や薬は何でも治してくれると信じていました。ところが、ただ医者の言うことを聞いているだけ自分から何もしなかったので、なかなか健康にはなりません。心配した両親は、少しでも元気になるために体質を変えようと、薬以外のいろいろな健康法を試しました。これもなかなか上手くいきませんでした。自分の健康は自分で守る、という考えがこの頃の柴山にはまだなかったのです。
大人になったら健康に関わる仕事がしたいといつも考えていたので、漢方を扱う老舗の会社で健康食品作りもしました。そこで体験したのは、自然なもので健康になりたいという気持ちと矛盾した健康食品とは名ばかりの薬品でできたサプリメント作りでした。この時、ちゃんと勉強をして自分の身体を守らないと、知らない間に薬漬けになってしまうという恐怖が襲ってきました。世の中の裏側を見たようで、挫折感さえ感じたのです。
人生の大きな転換点になったのは、卵油との出会いでした。最初は、愛用者たちのビックリするような体験談を聞いて、こんなに素朴なものがそんなに凄いのかと半信半疑でした。それでも「論より証拠」だと思って飲み始めました。今まで感じたことがないくらいに体調が良くなったと感じたのは3年目です。身長168cmで体重が45kg、胃腸が弱くガリガリに痩せていたのが、体力も付いてきました。肌も驚くほどきれいになって、生まれて初めて年齢よりも若く見られるようになったのです。
■長年の研究で明らかになった品質に差がある理由
柴山が20年以上にわたり全国400カ所あまりに自ら講師として出向いている「卵油作り方教室」を創設したのは、この体験が原点でした。こんなに素晴らしい健康食品が身近にあるのだから、自分と同じように健康の悩みで困っている人を助けたいと、自らが講師として全国へ出かけるようになったのです。そこで卵油の素晴らしさや家庭での作り方を教えながら、いろいろな角度から卵油についての研究調査を始めました。
文献を調べるだけでなく、たくさんの体験談を愛用者の方から聞き取りました。また、さまざまな卵油を比べてみると、品質に大きな差があることがわかってきたのです。
文献には「混ぜものをしているものは良くない」とう記述があるのですが、卵油100%ではないものもあります。また伝の黒焼き製法ではなく、 遠心分離など現代の技術を使ったもので色も黄色いものもあります。それ以外の卵油でもニオイや味などの他、いろいろな角度から調べました。その結果わかったのは、品質の違いは原料の卵と製法の差だということです。
昔はどの鶏も平飼いで、薬も使わない自然卵でした。ところが今は、昔のような自然な生命力あふれる卵を探すのは大変です。薬を使った大量生産の卵が主流になり、エサも添加物だらけで、これでは昔の卵油のように力のあるものは作れません。
さらに卵油の製法にも、大量生産による悪影響が出ています。黄身以外の成分が入らないように、白身やカラザなどを丁寧に取り除かなければいけないのですが、今は便利な道具や加工機械ができて、黄身と白身をおおまかに分けることはできます。しかし残念なことに、細やかな手作業と違って、たくさんの白身やカラザが混ざってしまい、品質を落とす原因となっています。単純な作業だけに「手抜き」が命取りになってしまうのです。
卵油作り方教室で、各地の卵を使って卵油を作ったからこそ、小さなことが大きな品質の差になることがわかったのです。また、同じ卵を使っても、白身が混ざったり丁寧にかきまぜなかった時は、やはり良い卵油はできませんでした。自然な生命力のある卵を原料にして、昔ながらの手作り製法で作ることは、いい卵油の絶対条件なのです。20年、30年と長く飲み続けるものだからこそ、混ぜ物、薬、手抜きなどはもってのほかです。
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