更年期の症状と治療法のない自律神経失調症のつらさから
救ってくれたのは、昔、母も作っていた卵油でした。
群馬県太田市 荒谷則子さん 59歳(取材時)
■突然襲ってくるパニック症状に身も心も疲れ果てて
それは30代半ばに何の前ぶれもなくやってきました。レジ打ちの仕事をしていた時に突然、指が固まってしまったのです。心臓がバクバクしはじめて手足が氷のように冷たくなり、冷や汗が出て息も苦しくて立っているのもやっと。これが荒谷さんの更年期の始まりでした。
それ以来、たびたび発作のような症状に襲われて、吐き気や激しい頭の痛み、めまいもともなってパニックに陥ることもしばしば。
こんな調子ですから、外出先で具合が悪くなったら……と考えるだけでもう動悸がしてきます。スーパーで急に気分が悪くなって商品が入ったカゴをそのまま置いて帰ってきてしまうこともありました。
■外出もイヤで息子達の行事の日に寝込んでしまう
友達と会う約束をしても、それがプレッシャーに感じて当日具合が悪くなってキャンセル。そんなことが続き、次第に外出するのがイヤになり家に引きこもりがちになってしまいました。
つぎつぎと襲って来るつらい症状に、もちろん治療をしてもらおうと病院にも行きましたが、お医者さんの診断は更年期に特有の自律神経失調症とのことで、治療をするわけでもなく薬をもらうだけ。
「発作が始まると、薬を飲もうにも水をくみに水道のところまでも歩けなくなるんです。それが自分が一人の時に限っておきるんです。息子達が、何かイベントがあるたびに寝込んでしまう私を見て、『よそのお母さんはみんな元気だよね』というのにも傷つきました。悪気で言っているわけじゃないのに、そうは思えないんですね」
■新聞の記事を読んで母が卵油を作る姿を思い出した
誰にもわかってもらえないつらさも重なり、情けないやら焦るやらで、気分は落ち込む一方でした。
そんなことが続いていたある日、新聞に載っている卵油の体験談を目にしたのです。
「そういえば昔、母が卵油を作っていたのを思い出したんです。家中にすごい臭いと煙が漂い大変でしたけど母も身体が弱かったから、卵油に助けられていたんでしょうね」
こうして飲み始めた卵油ですが、体調に変化が出たのに気づいたのは一年後くらいでした。
■自律神経失調症と更年期を乗り切って笑顔を取り戻した
こうして飲み始めた卵油ですが、体調の微妙な変化に気づいたのは1年後くらいでした。 「まず、あんなに冷たかった手足がポカポカしてきたんです。しばらく発作も起きてないし、本当に少しずつ、少しずつ元気になっていたんです。いつも再検査になっていた血圧も心電図も、問題なしって言われた時は、嬉しかったですね。今では卵油は私には無くてはならないものになりました」
30代半ばに始まったつらく長い自律神経失調症と更年期のつらい症状を乗り切った荒谷さんは、あの頃がウソのように明るい毎日を過ごしています。結婚した息子さん達は二人とも近所に住んでいて、時々遊びに来る孫達と一緒にいるのが最高に幸せという荒谷さん。孫が増えるのがこれからの楽しみですと、素敵な笑顔で話ししてくれました。
※お客様個人の感想であり、効果効能ではありません。