不整脈の怖さで暗黒の30代を過ごしていたのに、
運動会で走ったり、旅行にも行けるようになった！
東京都港区 加藤明子さん 45歳（取材時）
■突然のことだった不整脈の発作
「最初の大きな発作は洗濯物を干そうとしていた時でした。手を上にあげると心臓が急にドドドドッとなって……。脈を取ろうとしても測れないので、『アレ！？ 心臓が止まってるの？ エッ！？ 私、まだ生きてる？』って、もう何が起きているのかわかりませんでした」
意識が無くなる前に誰か人がいるところへ行こうと、マンションの3階から1階までやっとの思いで降りて、管理人さんに救急車を呼んでもらいました。救急隊が来たときには脈拍は220。冷汗が流れ、手足は冷たくなってしびれていました。ところが、運悪く搬送先がなかなか決まらないまま20分以上も外で待たされ、そのうちに少しずつ心臓が落ち着いてきました。加藤明子さんが30代になってすぐの早春の寒い日のことでした。
若いころは陸上競技が得意で、サーフィンに夢中になったり、友達も多く飲み会にも積極的に出かけて行くほど社交的だったのに、それ以来、生活が一変。
「小さな発作が一日に何度もおきるんです。5年後にまた大きな発作に襲われて、その間隔は2年、1年とどんどん短くなって、いつ次の大きな発作が起きるかいつも不安な毎日を過ごしていました」
■治療もできずに心臓が不安な毎日
病院で検査をしても、発作が起きている最中でないと症状がわからないため、病名も特定できず治療もできません。『たぶん放っておいても大丈夫でしょう』と言われたもの、心臓への不安は増すばかり。
「急に発作に襲われた時は、発作は止まってほしいけど、心臓が止まったら困るので、頭の中で『止まって！あ、ダメ、止まっちゃ！』とパニック状態でした。こんなに苦しいなら意識を失ってしまった方がいいと思うくらいの時もありました」
不安が先に立って考えるのは『万が一倒れたら…』というマイナスなことばかり。もし体調が悪くなったら…と思うと、先の約束もできません。もちろん自分から声をかけることもしなくなってしまいました。
「心臓の怖さは体験した人ではないとわからないことなので、友達に話してもあまり共感してもらえなくて。一番つらかったのは、家族にも理解してもらえないことですね」
■わらにもすがる気持ちで取り寄せた卵油で
15年もの間、何とか体質を変えたいと思って、いろんなものを試していた明子さん。しかし、あれもダメ、これもダメで、何をやっても良くなりません。そんな繰り返しの中、一昨年の6月に、普段よく見ているブログに卵油の案内が出ているのを見つけました。
「体験者のお話を、『わかるわかる』『そうだよね』って思いながら読んでいました。自分のことのようだったんです。ダメでもともとという気持ちで、ワラにもすがる思いで取り寄せてみました」
卵油は昔からあるもので、たくさんの人が元気になっていることや、沖縄で自然に育てられた鶏の卵だけを原料にして昔ながらの製法で作っていることなどが伝わってきたので、卵油を飲むことが『これで大丈夫』という安心感につながっていきました。
それまでは、子供の思い出づくりにどこかに行きたいと思いながら、体調のことを考えると一歩が踏み出せませんでした。それが、卵油を飲み続けるうちに、いつの間にか心臓の不安が少しずつ減ってきたので、思い切ってママ友たちと一緒にディズニーランドに行く決心をしました。
■発作の不安が減って気持ちも前向きに
楽しいはずのイベントも、いつものように不安でいっぱいでしたが、『もし私の体調が悪くなったら』というシュミレーションと緊急事態の対処法を全部用意して、実行に移しました。幸いにも心配していた発作は起きず、お子さんとの楽しい時間を過ごすことができました。
「実は去年一度だけ大きな発作が起きそうになり、その時は、自分で脈を取りながら『160…これなら大丈夫』と冷静に対処できるようになっていました。これも卵油を飲んで自信がついたおかげです」
心臓に不安をかかえるようになってからは、小走りさえしたことがなかったのに、横断歩道を渡っている途中で青信号が点滅し始めた時、お子さんに手を引かれるように走って渡りきることができました。
お友達3人と草津へ旅行に行って女子会も楽しんできた明子さん。お子さんの運動会に参加した時も、軽く走るつもりだったのが、デカパンレースで全力疾走。「10年以上できなかったことが少しずつできるようになって、本当に嬉しいです。これからは子供とハイキングや山登りもしたいですし、マラソンにも挑戦したいですね」
自然を感じたり、何かをやりとげたという充実感をもう一度手に入れたい気持ちを笑顔でお話ししてくださいました。
※お客様個人の感想であり、効果効能ではありません。
