リラックスし始めると起きる不整脈の発作!
暗い迷路から抜け出せたのは、卵油との出会い
東京都足立区 橋本勲さん 50歳(取材時)
■3年前の発作は電気ショックで
「昼食後の昼寝から目覚めると同時に心臓がバクバクし始め、このままだと気を失うのでは…という恐怖を感じるほど脈が暴れているみたいな発作でした。そんな状態でも、近くの大きな病院まで自分で車を運転して行ったのが、3年前のことです」
診察結果は突発性の心房細動、「薬を服用し1時間経っても回復が見込めないので家族の承諾が必要です」と言われた橋本勲さん。救急処置室のベッドの上から奥様に電話をして、リスクの説明を受けて、処置をしてもらったのが電気ショック。麻酔で眠っていて、処置が終わり目が覚めた時には、すっかり症状は消えて、むしろスッキリした目覚めだったのを覚えています。
心臓の違和感は20代の頃からありました。当時は、不整脈や動悸を感じて24時間ホルターをつけて検査をしたこともありますが、不整脈を捕まえることはできず、悪化することもありませんでした。
■何をしても止まらない動悸と不整脈
ところが、3年前のその日を境に、発作が頻繁に襲ってくるようになったのです。「建築のスマイルサービス」という美容室の内装を専門に手掛ける会社を経営している橋本さんですが、昼食後に会社で昼寝をし、目覚めると同時に動悸と不整脈を感じるようになって以来、夕食後に甘いものを食べたり、リラックスするとドキッドキッドキドキ…と脈がおかしくなり始めます。
その後、大好きなお酒を飲んで気分よく酔い始めても脈が乱れるようになってしまい、脈飛びの辛さを思うとやむなくお酒を止めたそうです。
「サンリズムやほかの処方された薬はすべて効果がありませんでしたし、決まって朝4時頃に起こる動悸で目が覚める辛い日々でした」
車で走っている時に「動悸に効く鍼」という看板を見つけて行ってみた橋本さん。1回目の施術がとても良く効いたので、毎回6300円の治療を30回受けましたが、その後は思ったような効果がなく止めてしまいました。
不整脈専門の有名なクリニックへも行きました。診断は、心房性期外収縮の動悸で、アブレーションをすすめられました。しかし、手術中に症状が出ていないと成功率がグッと下がってしまうとの説明を受け、「今、出てますから、今、お願いします!」と頼んでみたものの、その場でアブレーションを受けることはできず、結局リスクを考えて、断念しました。
■仕事にも影響が出て真っ暗な迷路にいるよう
昼から夕方にかけておきる発作は、1時間程で治まることもありましたが、数時間続くことも珍しくありません。発作の時は、手まで冷たくなってしまいます。
「美容室の開業セミナーをするときは、個別カウンセリングで2~3時間かかり、多い日は一日3件こなしていたのに、午後になると不整脈で体調が悪くなるので、依頼が多い時でも午前中の1件しかできないで仕事にも影響が出ていました」
改善できそうなことがあれば、トライ&エラーの気持ちで全部やってみた橋本さん。死ぬことはないと医者に言われても、答えのない真っ暗な迷路の中にいるような不安な毎日が続いていました。
「ネットで検索した卵油も、疑心暗鬼でトライしてみました。卵油を飲み始めたのが去年の1月12日で、偶然にも同じ日に携帯型心電計を持たされたんです。1月末には携帯心電計の診断結果が「正常」を示すようになって、2月からは、ずっと「正常」が続くようになりました」
■期待より早く不整脈が消えた
藁にもすがる気持ちで飲み始めた卵油で、不整脈がピタリと止まり、期待以上に早く結果が出たことに驚いた橋本さん。止めていたお酒も、3ヵ月後には少しずつ飲めるようになりました。
「朝昼晩と3粒ずつ、それに寝る前にも1粒飲んでいます。昼寝のあとも、甘いものを食べた後も、お酒を飲んでも全く不整脈が出なくなりました。今は、開業セミナーを一日に3件できるようになりました。体調がいいので、あの辛かった時のことを忘れてしまうくらいなんですよ」
20年前に起業した建築業、当初は何でもやりますというスタンスでしたが、美容室に特化しようと、電話帳から二千件の美容室にDMを送り、20件の美容室の改装を手掛けました。これまでに橋本さんが開業のお手伝いをした美容室は200店舗以上になるそうですがそのお店が一店舗も閉店することなく、すべてお店を続けています。
「そろそろ、後継ぎをと考えていて、娘が仕事にかかわってくれるようになったのがとても心強いですね。バトンを無事に渡す時まで、仕事も健康も、今のいい状態を続けていきたいです」と今日も独立を目指す美容師さんに、開業セミナーで美容室の成功をバックアップし続けています。
※お客様個人の感想であり、効果効能ではありません。