病気知らずで元気!
秘訣はずっと飲み続けている卵油
和歌山県那智勝浦町 和泉サミヨさん 88歳(取材時)
和歌山県串本町 前田五女さん 88歳(取材時)
紀伊山地が海へ続く和歌山県の南紀へ、卵油愛用歴がとても長いお二人に会いに行ってきました。幼なじみでもあるサミヨさんと五女(イツメ)さんは、体調が良くなったあとも、ずっと卵油を飲み続けています。お電話の声はとても若々しいままですが、今どんな毎日を送っているのか、柴山弘文がお目にかかってきました
■軽やかな身のこなし、頭の回転だって
「まぁ、久しぶりやねぇ」と明るく大きな声で迎えてくれた和泉サミヨさん。「ほな、五女さんとこ行こうか」と取材のために借りたレンタカーの後部座席に乗り込む姿は、とても88歳には見えません。
「こんな遠くまで、よう来てくれて嬉しいわぁ」と、車が通れる道まで出て待っていてくれた五女さんも、元気そのものの笑顔。お二人は幼なじみなので、サミヨさん宅に戻る間も、話に花が咲き会話が止まる気配がありません。
米寿を迎えたお二人の健康と元気の秘訣は、ずっと飲み続けている卵油。サミヨさんは30年以上、五女さんは25年以上になります。
■卵油のスゴさを知ったお姉さんの回復ぶり
この南紀で卵油愛用者の第一号は、サミヨさんの一番上のお姉さん、向畑つぎゑさんでした。不整脈の発作で倒れて危篤状態になり、かけつけた見舞客は、みな喪服を持ってきたほどでした。
意識が戻ると、昔から心臓に良いと言われている卵油を自分で取り寄せて、入院中から飲み始めました。すると医者が驚くほど元気になって、退院後には普通の生活をして旅行にも出かけるほどに。
「姉の回復ぶりに、みんなビックリしていましたよ。私も健康診断で心臓が引っ掛かったので、さっそく卵油を飲み始めました。次の年には、問題なしと言われて、あらためて卵油の素晴らしさを実感しました」
そんな周りの人たちの様子を見ていた五女さんも、卵油を飲み始めました。
「最初は一粒だけしか飲んでなかったんですよ。心臓が悪いこともないし…と思って。ところがある日、目の前が暗くなるような症状が起きて…すぐ病院へ行くと脳梗塞を起こしていました」
幸いなことに処置をしてもらって、後遺症もありませんでした。
「これは卵油のおかげかなぁ。もっとちゃんと飲もうと思って、それからはきちんと規定の粒数を飲み続けて、順調ですよ」
■苦しい時代を乗り越え元気に米寿を迎え
まさに二人とも『一病息災』のお手本。お二人がお住いの南紀は、台風などの自然災害も多い所。戦争中の1944年には東南海地震・戦後の1946年南海大地震では津波の被害も受けました。
「私のところはふすまの引手のところまで津波が上がってきました。流された家も多く、地震でつぶれた家もたくさんありました。救援もありませんでした」とサミヨさん。
被災しながらも、みな必死に働きました。五女さんは、カツオのなまり節をかついで大阪まで行商に行くなど、毎日を懸命に生きていました。モノがないのが当たり前の時代、みなが同じ苦労を共にした時代でした。
サミヨさんは、大恋愛のすえ20歳も年上の男性と結婚。親兄弟をはじめ周囲は大反対だったので、辛いことがあってもすぐ近所にある実家には帰れません。女の子を3人授かりましたが、今のように優れた治療法や薬があるわけでもなく、3人とも小学1~2年生までしか生きることができませんでした。
大人になるまで生きられないとわかっている我が子を育てる毎日は、言葉にはできないほどの苦しさ。子供たちの後を追うようにご主人も他界して、一人きりになったサミヨさんは、しばらく悲しみにくれる日々を過ごしていました。
「泣いて暮らすのも一日、笑って暮らすのも一日」と、長く暗いトンネルを自力で抜け出し、前向きに笑顔で生きようと決めたサミヨさん。
頼れる家族がいないサミヨさんは、大阪方面から来る釣り客のための民宿をはじめました。仕事が終わってから夜遅く到着する客、朝は日の出前から釣りに出かける客。食事やお弁当を作ったり、掃除や寝床の準備など寝る間も惜しんで働きました。持ち前の社交的な性格で常連客がつくようになり、睡眠が2時間しかとれない日が続いたこともありました。
■健康診断の数値はすべて異状なし
そんなサミヨさんのところへよくカブ(バイク)で立ち寄っていたのが、幼なじみの五女さん。立場は違っていても同じ時代を生きた同志のような間柄で、一緒にハワイ旅行へ行ったり、楽しい思い出もいっぱい。会えば話が尽きないのも納得です。
二人の今後の夢を聞いてみると、「もっといろいろ出かけたい!」と仲良く同じ答え。
サミヨさんは、月に1~2回は神戸牛を1万円分、1キロくらい買ってきて、近所の家で焼肉パーティをするのが楽しみ。電話をかけて若い人たちにも声をかけて、食べて飲んでおしゃべりして楽しい時間を過ごしています。
卵油を飲み続けてよかったことは…と聞くと、
「今年も健康診断の数値はすべてが『異常なし』なので、元気すぎてお迎えが来ないまま、ずっと死ねないんじゃないかって、そっちの方が心配」とサミヨさん。五女さんも「主人が92歳でとっても元気なんです。私が先に死ぬわけにはいかないので、卵油の助けを借りて頑張ります」サミヨさんはアレルギーの薬だけ、五女さんも脳梗塞の予防薬だけで、他は薬が必要のない健康体です。
88歳の今でもボケとは全く無縁で、頭も口もとても達者。背筋もピンとのびて、肌もつやつや。お二人から元気をもらって帰ってきました。
※お客様個人の感想であり、効果効能ではありません。