不整脈の原因は強いストレス…
卵油のおかげですっかり消えた
大阪府豊中市 宮城初美さん 76歳(取材時)
■交通事故で249日の入院、一命をとりとめたものの
「不整脈が出ていたのは、娘のことで大きなストレスを抱えていたからなんです。交通事故は今から11年前、昨日のことのように思い出します」
娘さんが事故に遭ったという知らせを受けたのは、宮城初美さんが日帰りのバスツアーにでかけ、美味しいお昼ご飯を食べている時でした。すぐに奈良県立病院にかけつけると、そこには意識不明で横たわっている次女の姿が…。
奈良県の『山の辺の道』へハイキングに行くと言って、珍しく1人で出かけて事故に遭ってしまったのです。運転していた加害者の女性は気が動転して何もできず、たまたま対向車線から来た車の方が、テキパキと連絡をとって、救急車で搬送され一命をとりとめました。
しかし、いつまでたっても意識が戻らない娘さん。このままになってしまうのか、寝たきりになることも覚悟しながら、電車を乗り継いで奈良の病院へ通う毎日でした。
意識が戻ったのは40日後、その後4つの病院を転院し、入院は249日に及びました。退院してからも、元の生活に戻れたわけではありません。それどころか、脳に大きなダメージを受けていたため『高次脳機能障害者』となった娘さんは、別人のように自分の感情をコントロールできない状態になってしまったのです。
■脳に障害を負った娘さんの世話に明け暮れて
「気が荒くなりすぐ怒るようになった娘は、よく暴れていました。椅子を振り上げたり、襖や障子や板戸は開けなくても通れるくらいに破壊されました。スプーンやフォーク、フライパンや鍋を投げつけることもよくあって、命中しないように投げているようなのですが、それでも当たれば青あざができますし、主人は娘に噛まれて傷が化膿したこともありました」
時間の感覚がないため、昼も夜も関係ない生活をする娘さん。夜中に大音量でCDやラジオを聞いたり、フラッと外へ出てしまえば必死で探し回りました。一緒に外出しても、バスの中で歩き回るので運転手さんに危ないからと注意を受けると脱いだ靴で初美さんの頭をバンバンたたいたり…。レストランでも、食べきれないほどあれもこれも注文しようとするので止めると水の入ったコップを床にたたきつけて粉々にしたり…。
「家に居ても外へ行っても気が休まる時がないので、本当にしんどかったです。夜も落ち着いて眠れないので睡眠導入剤をもらっていました」
■自分の健康を気づかう余裕もないまま
手がかかる娘さんのことで精いっぱいですから、家の掃除や買い物や食事の支度もできません。すぐ近所にコンビニがあったので本当に助かりました。自分のことを気に掛ける余裕も全くない日々だったため、いつ不整脈が始まったのかさえわからないという初美さん。
「いつも心臓がバックンバックンしたりドキドキするので、ある時、脈をとってみると、脈が止まってはまた打ち出すという感じだったんです。医者に行くと、よくある不整脈だから心配ないとの診断でしたが、『なにかあったら救急車で来ますね』と言いました」
不安だから病院に行ったのに特に何もしてもらえず、大丈夫だと言われるばかり。実際に『なにかあったら』では手遅れになってしまいます。娘さんの世話をするためにも、倒れるわけにはいきません。これは自分で何とかしないといけないと感じた初美さんは、インターネットで不整脈を治すにはどうしたらよいのか一生懸命に検索しました。その時に見つけたのが卵油だったのです。
■不整脈が消えて、あと10年は頑張るつもり
「近所の薬剤師さんに卵油を飲んでいる話をしたら、卵油のことを良く知っていて、昔は家で作っていたらしいですね。不思議なことに、飲み始めて18日目にピタッと不整脈が出なくなったんです。そうは言っても、その後しばらくは体調の波があって、不整脈がまたチョコチョコと続いていましたが、卵油を3袋飲み終わるころには、全く不整脈を感じなくなっていました」
家も壊れたところを直してリフォームしました。事故から11年、45歳になった娘さんも最近は落ち着いていて暴れることもなく、1人で図書館へ出かけて本を読んだり、ドトールまで珈琲を飲みに行ける様になりました。
「主人は78歳、私も76歳になりました。寄る年波には勝てず、何をするにも億劫なときもありますが、わが子ですから、あと10年は頑張ろうと思っています」と穏やかな笑顔でお話ししてくださいました。
※お客様個人の感想であり、効果効能ではありません。