大病やトラブルを乗り越えて不整脈も克服
偏頭痛や肩こり冷え性も消えた
山形県鶴岡市 難波貞(なんばてい)さん 51歳(取材時)
■ストレスと睡眠不足が不整脈の引き金に
不整脈の症状が出るようになったのは、ストレスでした。介護施設で昼間働いていた難波貞さん。家族が寝静まった深夜でも夜勤のスタッフから電話が入ります。状況を聞いて指示をして、また眠りますが、一晩に何度も起こされることも。そんな生活が続いたある日、不整脈の発作に襲われたのです。
「娘と買い物をしようとスーパーに入ったら、急にドキドキし始めて、心臓がけいれんをおこしたかと思うほどで、心臓が猛ダッシュしている感じがするくらい心拍数が上がっていました」
娘さんは看護師、難波さんも若い頃から准看護師として医療現場に従事していたので、何が起きているのかはよくわかっていました。症状が治まるのを待って帰宅しました。
■大出血・貧血子宮全摘手術を経験
「子宮に痛みを抱えていていたのですが、子供たちのことを考えて、24歳からずっとロキソニン(痛み止め)でごまかしながら生活をしていました。ところが、42歳の時に大出血。ひどい貧血を起こして子宮卵巣全摘出の手術を受けました」
お腹を開けてみると、腸と癒着した部分が長い年月の間に石のように固くなってしまい、薄い腸の膜をやぶらないように慎重にメスをいれたため、通常2時間で終わるものが6時間の大手術に。立ち会ってくれたお嫁さんも看護師なので、長引く手術に不安でそわそわ。幸いにも手術は成功し、腸壁にも傷をつけることなく人工肛門は回避できた難波さん。
「良性だったことから経過も良好で、半年後に介護施設に就職し、張り切って仕事を始めました。ところが、不整脈の発作を起こしたのは、それから2年たった頃、スタッフ不足で睡眠不足やストレスが原因でした」
■不整脈を抱えながら大きなトラブルが
その時は、娘さんと家に戻りました。数日様子を見てから循環器科で診断書をもらったその足で職場に行き、「休ませてほしい」と願い出たところ、「ダメだ」と言われた難波さん。いつまた発作が起きるか不安だったので、仕事を休んでいると、怒鳴り声で電話がかかってきて、家族に対しても脅しのような言葉を投げつけてきます。
「労働監督署で『労災』の相談をし、労働関係に強い弁護士さんにも相談しました。闘いでした。壮絶でしたね。それでもメンタルをやられなかったのは、家族や友人の応援のおかげです。それに、子宮の痛みをガマンしながら長い間生活してきたことで、つらい状況に免疫ができていたのかもしれません」
不整脈の不安を抱えながら、大きなトラブルに巻き込まれた難波さん。最終的には裁判はしないで和解となりました。しかし、不整脈は相変わらず続いていました。薬は使いたくなかったので、インターネットでいろいろと調べていると卵油を発見。
■不整脈が軽くなり、偏頭痛や肩こり冷え性も良くなって
「体験談を読んで『私と同じ…』と思って取り寄せて飲み始めました。お腹が弱いせいか、最初はゲップがでたりお腹がキュルキュルいったりするので、1粒から少しずつ飲む量を増やしていきました」
いつの間にか不整脈の発作の不安は遠のき、緊張やストレスを感じると時々トトトトッという不整脈を感じる程度になった難波さん。20年以上かかえてきた子宮の痛みを手術で乗り越え、職場のパワハラやトラブルと闘い、不整脈の不安も解消しました。
「痛みに耐えてきた精神力があったおかげで、その後の辛い時期も平静でいることができました。卵油を飲み続けていたら、偏頭痛もおきなくなって、肩こりもなくなりました。そういえば、夏バテもしなかったし、風邪もひきません。血液検査をしても問題なしです。冷え性も良くなって、手足も温かくなりました。痛みや不安のない生活って、いいですね」
今は、ヘルパーとして訪問介護の仕事をしている難波さん。人の役に立つ仕事を天職だと感じて、今日も困っている人や悩んでいる人、虐待など表に出にくい問題やトラブルを抱えている人のために役立ちたいと、前に向かって進んでいます。
※お客様個人の感想であり、効果効能ではありません。