うっ血性心不全で入院
卵油のおかげで、元気で頑張れる
宮崎県小林市 海野勝子さん 75歳(取材時)
■もって2~3日前兆は息切れや動悸
「救急車に乗って市内の病院に行ったら、すぐ入院するようにと言われました。『犬が家にいるから』『キバを剥いく猛犬だから人に預けられない』と言って抵抗しましたけどダメでした。忘れもしません、3年前の1月19日朝のことです」
具合が悪く救急車を呼ぶことにした海野勝子さん。病院に着くと検査をされ、いきなり『もって2~3日』と言われてしまったのです。
その18日前、元旦にも急患で病院へ行ってニトロを2錠もらっていました。数日前にはノドがガラガラになって、家からわずか20mほどの場所から戻るのに、息切れや動悸がひどくて一度休まないと帰ってこられませんでした。
「それが前兆だったと思います。ところが、入院した日の晩、食事が美味しくて美味しくて、全部ペロリと食べてしまいました。その時は『もうすぐ死ぬからこんなに美味しく感じるのかな』と思ったくらいです」
■ペースメーカーやカテーテルを進められて
古物商を営み、学校や地区の廃品などを回収する仕事をしている海野さん。1.5トンのトラックを運転して、荷物の積み下ろしも自分でしています。迷惑はかけられないと、片腕に点滴の管をつけたまま、電話で仕事先へ連絡をしました。
入院してしばらくしても死ぬ気配はありません。心臓に痛みはないし、動悸も感じません。それでも外科医からは、詳しい説明もなく毎日のように手術をすすめられ続けました。カテーテルとペースメーカーも一緒に入れたらいいからと言われ、医大から機械を持ってきたのを見たときに『逃げよう!』と思った海野さん。
何とか退院し、宮崎市内の循環器病院で詳しく検査をしてもらうと、うっ血性の心不全であることには変わりないという診断。心臓のポンプの働きが良くないものの、数値は良くなっていることから、薬も以前に飲んでいたものをそのまま継続することになり、容体も安定していることから『次は2か月後に来てください』と言われました。
■入院中も使っていた誕生日プレゼントの卵油
「いとこの子供が、『娘になってあげる』と言うくらい、母のように私を慕ってくれていて、誕生日に『おばさんの心臓にいいものがある』って言って卵油をプレゼントしてくれました。嬉しかったですね。それで、病院にこっそり持って行って、入院中も卵油を使っていたんです」
一緒に送られてきた資料に「飲んでよし、塗ってよし」と書いてあったので、馬油に混ぜて胸のあたりに塗ってマッサージをしていたのですが、あとでよく読んだら塗るのは痔だと知って、それからは飲むようになりました。高価なものなので、いただいてばかりいては申し訳ないと思って2袋目からは自分で取り寄せるようになりました。
■卵油で元気いっぱい仕事も続けています
「最初は使い方を間違えていましたが、2ヵ月弱の入院中毎日胸をマッサージしたのが良かったと今でも思ってます。卵油を飲んでいると調子がいいので、あれ以来ずっと続けています。やっぱり安心感がありますね。一生続けますよ」
あの時、言われるままに手術をしないで、他の病院でも診てもらって良かったと話す海野さん。今はとても元気なので、医者に内緒で仕事を続けています。車も運転しますし、荷物の積み下ろしもします。
「広島へ旅行に行きました。福山城にも登れて、自信がつきました。昔は、北海道とか、よく遠くに旅行をしていました。気圧とかが心配ですけど、また飛行機に乗れたらいいなと思って、今度は東京にいる孫に会いに行きたいですね。いつも送られてくる体験談から元気と勇気をもらって、励みにしています」
ますます意気軒高で気持ちも前向きな海野さん。本当は小さくて可愛いワンちゃんとの二人暮らしは、これからも続いていきます。
※お客様個人の感想であり、効果効能ではありません。