更年期でふさぎ込んでいた毎日から脱出
めまいも消えて、夜もぐっすり眠れる
埼玉県越谷市 名倉愛恵さん 68歳(取材時)
■自分の美容室が持てた喜び、無我夢中で働いた
ご主人の協力もあり、1974年、息子さんが5歳になった時、念願だった自分のお店を持つことができた名倉さんは、朝早くから夜遅くまで無我夢中で働いていました。仕事の合間を縫うようにして家事や育児をこなし、忙しいときは店を閉めてホッとして、昼食も夕食も食べていなかったことに気づくことも。
接客中はトイレに行く時間さえなく食事も不規則で、いつの間にか便秘に悩まされるようになっていました。また、一日中立ちっぱなしの仕事は足や腰にもトラブルを引き起こします。
「でも、そんなこと気にしちゃいられません。とにかくガムシャラに、毎日休み無く働きましたよ。やっぱり、この仕事が好きなのね」
■40代の不眠、めまい、動悸、無理して仕事を続けてた
そんな無理がどんどん重なっていたのでしょう。40代の更年期の頃になると、ひどい不眠と頭痛やめまいにも悩まされるようになり、自律神経失調症の薬を飲むことに。そのうち立っていてもフワフワと地面に足がついていないように感じたり、ドキドキと心臓の動悸がするようになりました。
頭が割れそうに痛くなったからといって、パーマをかけている途中で投げ出すわけにはいかず、お客様が帰ると奥の部屋でへたり込むように横になって、次のお客様はもう従業員にまかせるしかありません。
「せめてお茶だけは自分で、と気力を振り絞ってお店に出たのに、自律神経失調症の薬の副作用からか言葉が出ない、ということもあったんです」という名倉さん。
お店で無理して元気を装っている分、家に帰るとふさぎ込んだ姿を家族に見せるようになってしまいました。
■お通じも快調になって、高かった血圧も問題なし
「仕事ばかりに根を詰めないで、気分転換に社交ダンスでも習ってみたら?」と優しい言葉をかけてくれたのは、ご主人でした。最初はあまり気乗りしなかったものの、始めてみると踊ることが楽しくて、とてもいい気晴らしになりました。
体調が悪くても前向きな気持ちと気力で仕事をしていましたが、血圧の高いこともずっと気がかりでした。薬に頼らず何とか元気になれる物はないかと探していると、卵油が血圧にいいことを雑誌で知って、飲むことに。
すると、あれほどひどかった便秘もすっかり解消し、いつの間にか夜もぐっすり眠れるようになったのです。めまい、動悸もしなくなっていました。嬉しいことに、半年後にうけた検査では、血圧は正常になっていました。
■健康を医者任せにしないで、生涯現役で仕事したい
血圧が下がったことについて、お医者さんは何か理由を聞いてくるわけでも、話をしてくれるわけでもなかったそうです。この時「別に気にかけてくれている訳じゃないのね。医者任せじゃなくて、自分で健康管理しなくちゃ!」と強く感じたそうです。
卵油の他にもストレッチやリンパマッサージなど身体に良いことは自分で実践して、継続している名倉さん。以来、年2回の検査ではすべて「異常なし」という結果が続いています。
「信頼してまかせてくれている常連のお客さんの髪が、自分の思ったように仕上げられてお客さんにも喜んでもらえることが、一番嬉しいんです」いう名倉さん。16歳から始めてこの道52年。「好きで始めた美容の仕事だから生涯現役で続けていきたい、それが一番の願いです」と、明るい笑顔で話ししてくれました。
※お客様個人の感想であり、効果効能ではありません。