心臓がポンっとなる不安が消えて
前向きな気持ちになり自信がついてきた
東京都足立区 大野恵子さん 51歳（取材時）
■離婚、子育て、仕事…心臓が不安な毎日
「最初に心臓がポン、ポンってなったのは、6年前でした。ちょうど、職場の異動で埼玉の岩槻市まで電車を乗り継いで通うことになった頃でした。駅からは1時間に1本しかないバスにさらに20分くらい揺られながら毎日通っていたんです。離婚をして、14歳と18歳の息子2人を連れて家を出たばかりで、朝から夜遅くまで倉庫の事務職として働いていました」
その後、心臓はしばらく何ともなかったのですが、いつまた起きるか不安でしかたがありません。薬は毒にもなると考えている大野恵子さんは、病院に行く時間もなかったので、自分が持っている自然治癒力で何とかしようと、食生活に気をつけて健康食品もいろいろと試していました。
ところが、4年前に子供のことや心配事が重なった時に、同じような症状がまた起きてしまい、さらに心臓への不安が大きくなってきました。
■卵巣摘出の大手術後に父親の介護が
そして一昨年の春に、大きな体調の異変が襲ってきたのです。つらさをとことん我慢して、どうしようもなくなってから婦人科に行ったところ、そのまま入院したのが6月。検査の結果は、大腸や小腸と卵巣が癒着していることがわかり、医者からは『人工肛門になるかもしれません』と言われた恵子さん。
「結局、卵巣の全摘手術を受けて、１ヵ月間入院していました。友達がお見舞いに来て励ましてくれても、一人になると涙が出てくるんですよ」
幸いにも経過は良好で、人工肛門にもならずにすみました。卵巣摘出のため更年期障害の症状が出るかもしれないと医者に言われましたが、ふしぶしの痛みや気分の浮き沈みはあったものの、それも2～3ヵ月後には消えていました。
心臓のためにと思って取り寄せた卵油の残りを術後にまた飲み始めましたが、一袋飲みきるとそのまま止めてしまいました。
退院した後の12月には、お父様が散歩中に転倒し、頭を強打。脳梗塞を起こしていて身体の自由がきかなくなってしまいました。膝関節症（しつかんせつしょう）で歩くのがままならないお母様の代わりに、病院通いが始まった恵子さん。
■不安が不安を呼ぶ毎日に出会った卵油で
「ちょうど、その頃からですね、心臓の調子が本格的に悪くなってきたのは。5分に1回くらいの割合で頻繁に心臓がポコッとなるんですよ」
これをきっかけに、1月からは卵油を定期的に送ってもらうようにしました。その後、お父様は退院後も家に戻らず施設に入所。伝い歩きしかできないお母様の世話をするための実家通いもしています。仕事も変わり、医療事務の資格を活かして薬局に勤務し始めましたが、人間関係のストレスが半端ではありません。
もともと責任感が強く、心配性な恵子さん。取り越し苦労をしてしまうことも多く、大変なことがいろいろ重なった時には「生きているのがめんどうくさい」と思いつめたり、体調が悪いと「明日心臓が止まって死んじゃうのかもしれない」と、不安が不安を呼ぶ妄想がふくらむこともありました。
ところが、切らさず卵油を飲むようなってからは、不思議なことに、気持ちが落ち着いて、前向きになってきたのです。体調も変わってきました。手足も温かくなり、風邪も引きかかりで治るようになりました。一人で頑張っていける自信もついてきました。
■自信を取り戻して気持ちも前向きに
先日、仕事のことがどうしても気になって休日なのに会社へ行ってみた恵子さん。会社は閉まっていたので、隣の畑で作業している人と話をするうち、ママさんバレーに誘われました。実は高校時代にバレー部のレギュラーで、関東大会のベスト16になったこともあります。以前なら、心臓が不安なので断っていたのに、時間を見つけて練習に参加してみました。
もともと家にいるのがもったいないと思う活動的なタイプなので、そのほかにも、友達と一緒に御朱印（ごしゅいん）を集めたりウォーキングをしたり、自分の時間も楽しめるようになりました。
「最近はさらに心臓の調子が良くなりました。あの大きな手術の経過も良く、更年期障害の症状もなく親の手伝いもできるのは、卵油のおかげだと感謝しています。心臓の症状は今でもまだありますけど、調子の悪い時は卵油を多めに飲んだりして体調管理をしているので、いつも安心感があるのが以前との大きな違いですね。これからは、中国の花文字教室にも通いたいなと思っています。将来は自分で教室をやってみたいですし、バレーボールの指導者にもなりたいです」と明るい笑顔でこれからの夢を語ってくださいました。
※お客様個人の感想であり、効果効能ではありません。
