心臓がキューッとなる痛みや不安も消えて
夜もよく眠れるようになって、笑顔を取り戻した
岐阜県多治見市 堤啓子さん 60歳(取材時)
■50代半ばに感じた心臓の異変がきっかけで
「義母が入院して、高齢の義父のお世話を家でして、2人を見送って介護生活を卒業しました。新婚旅行から帰ったその日から同居し、嫁として仕えてきたので、最期に義母からは言葉で、義父からは手を合わせる仕草で感謝された時は、すべての苦労が報われた感じがしました」
もともと地元のママさんソフトボール部に在籍していた堤啓子さん。3人の子育てをしながら、家事、仕事…と楽しく忙しい毎日を送り、夏は真っ黒になってボールを追いかけるほど元気でしたが、50代半ばになると心臓のあたりに異変を感じるようになっていました。当時の仕事は車の部品を作る作業。同僚と『胸が痛いね』『私も』という会話を何となくしていました。
その年の夏、両家のお墓参りを済ませて実家に行くと、フワーッとして気持ちが悪くなってしまいました。熱中症だと思って、ご主人と薬局に行ってスポーツドリンクを買って飲みました。ところが、これをきっかけに何度もフワフワした気持ち悪さに襲われます。病院に行っても、特に何でもないとの診断。
■キューッとなる発作に襲われイライラがつのり不安な毎日
このころを境に体調は悪化の一途をたどりはじめます。その年の冬には、狭心症かと思うような胸がキューッとなる発作に襲われ、それからは胸の重苦しさが付きまとうようになり、いつも心臓の不安を抱えるようになっていました。
そのうち、横になるのが怖くなり、家の中をウロウロ歩き回ったり、外へ空気を吸いに出たりと、落ち着かないことが多くなりました。
「いつも体調が悪いし、すぐ胸が苦しくなるので、ゴミを持って行くのもえらいし、近所の人と会って話している間にも身体がえらくなってくるので、できるだけ誰にも会わないように、時間をずらしたりしながらこっそりゴミ出しするほどだったんですよ」
いつも、『どうしよう、どうしよう』と気持ちが焦ってばかりいて、『このまま死んでいくのかもしれない』と不安でいっぱいの毎日でした。
■慣れない介護のストレスと増していく体調の不安
病院へ行って検査をしても、数値はとても「健康体」で、出た薬はビタミン剤3日分や点滴だけ。年齢的に更年期かとも思いましたが、とにかく毎日毎日繰り返す症状を、ひたすら我慢して乗り切っていたのです。
お義母さんが入院し、お義父さんが寝込むようになったので、お茶のみに誘われて出かけても、時間ばかり気になります。ソフトボールの練習のあとに飲んでいた大好きなビールも、胸がキューッとなるのが心配で飲めなくなった啓子さん。
慣れない介護の毎日に、ストレスはたまる一方で、体調の不安も増すばかりです。同じ境遇の友達と会っても、啓子さんは聞き役になることが多く、実家のお母さんにも心配をかけたくないので、誰かに思いっきり話をして発散することもできませんでした。
「とにかく寝込むわけにはいかないので、命の母、養命酒、漢方を試しましたけど、ダメでしたね。救心は効きすぎて怖くて飲めなくなりました。息子がインターネットのやり方を教えてくれたので、パソコンでいろいろ調べてみたんですよ」
■卵油の体験談に支えられいつの間にか調子が良くなった
その時に見つけたのが卵油の体験談でした。自分と同じような症状の人が元気になった話が出ていて、『これしかない!』と直感して電話をかけて取り寄せると、卵油と一緒に体験談が送られてきました。それを何度も何度も読み返した啓子さん。読んでいるといつの間にか安心した気持ちになるのです。
「あの頃は体験談が心の安定剤みたいでしたね。飲み始めてもう3年近くになるんですけど、実は、いつ体調が良くなり始めたのか覚えていないんですよ。本当に、気づいたらいつの間にか体調が良くなっていました」
つらかった時は、いつもイライラしていてご主人にきつい言葉を投げつけていたこともありました。娘さんには『あの頃はいつも眉間にシワをよせて暗い顔をしていたよ』と言われました。
「心臓はもう大丈夫です。人に会うのも怖くなくなりました。今も天候が不順だと少しフワーッとすることはあるんですけど、前ほどひどくなることはないですね。夜もよく眠れるようになったんですよ」
最近、築40年の自宅をリフォームし始めて、庭もきれいにしたいと張り切っている啓子さん。これからも健康を大切にして、お孫さんと遊んだり、北海道などの国内旅行も楽しみたいと、笑顔で語ってくれました。
※お客様個人の感想であり、効果効能ではありません。